After the Pleistocene

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映画「イングロリアス バスターズ」
 眉を下げたにやけたブルドッグのようなブラッド・ピットが、そのうちスゴい活躍をするだろうと期待して見ていた。ところが最後までそんなことはなく、終始下げっぱなし。映画は私の期待を裏切ってつまらなかった。見所は生死をかけたナチスとの会話心理戦。ネチネチと秘密を暴き出そうとするナチス、その追求をなんとかノラリクラリと逃れんとするじりじりとした会話の時間。でも、いづれもナチス側がすでに確証をつかんでいるので面白くない。この種の映画では付き物の拷問の場面が少なかった。その代わり、というわけではなかろうが、頭皮を剥いだり、めちゃくちゃにバットで殴りつけたり、そんな残酷な場面が登場する。
 1933年ヒトラー政権誕生以来、ドイツではデモはなくなり、町は見た目健康で静かできれいになった。でもそれは喜ぶべき現象ではなく、裏でナチスの凄まじい暴力が押さえ込んでいたから。街頭でナチスの演説に野次でも飛ばそうなら、たちまちひっぱられてぼこぼこにされたり、運が悪ければ強制収容所に入れられてしまう。反対の意見はみな封殺された。裁判も捻じ曲げられた。市民には沈黙を強いられ、何の抵抗もできないような無気力感が不気味に広がって行った。
 ユダヤ人たちが何の抵抗もできず、600万とも700万ともいう人々が収容所で殺されていった報復には、この程度の残虐さでは到底腹の虫が収まらないだろう。だが今までのイスラエルのやり方を見ていると、悲しくなってくる。この映画を喜劇仕立てにしたかったのが、テーマの重さに耐えられないで途中分解してしまったと私は見る。  
 
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| 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映... | 2010/12/22 12:40 AM |
イングロリアス・バスターズ
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| Addict allcinema おすすめ映画レビュー | 2009/12/14 3:43 PM |
「イングロリアス・バスターズ」 料金返却してとは言いませんが・・・
本作を観てつまらないと感じ、上映開始後1時間以内に退席した観客には鑑賞料金を返却
| はらやんの映画徒然草 | 2009/12/08 10:38 PM |
イングロリアス・バスターズ
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