After the Pleistocene

A memory of my ramble
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映画 「レッドクリフ Part供
 赤壁の戦いは西暦208年。まだ日本は大和朝廷が成立したかどうかもわからぬ時代。映画の時代考証としては、いろいろ研究するところが多かったと思う。あの三国志の時代にようやくお茶が上流階級に普及し始めたようだ。蹴鞠が映画のようなサッカーまがいのスポーツとして多数の観客を楽しませたかどうかは怪しい。また大勢の兵士に手紙を書かせるほど、紙もまた教育も広がっていたか誠に疑問だ。
 文官、武官、兵士の服装や武器については始皇帝の兵馬俑が大いに参考になろう。しかし火薬を詰めた炮烙がかくまで破裂するに至っただろうか。私が非常に期待を持って臨んだのは、あの時代の船であり船戦であった。時代は下がって蒙古来襲の時の瀬戸内水軍の働きも、秀吉の朝鮮侵略をものの見事に粉砕した李舜臣の活躍も、記述において映像においていまだ素晴らしいものに出会っていない。(金薫作、蓮池薫訳『弧将』も不満だった。瀬戸内の海賊を描いたものでは白石一郎の作品が優れていると思う。)
 しかし残念ながら私の期待はずれであった。三千隻以上の軍船が集合した戦場では必ずや小競り合いがあったであろうし、矢戦だけではない入り乱れた闘いが繰り広げられたと想像する。勝敗を決したものが火であり、風であったとしてもそこに至る駆け引きがもっとあったであろう。模型の船を浮かべた地形図による作戦の解説など不要なものでしかない。
 三国に分裂していた時代はわずか50年ちょっと。蜀も呉も魏に滅ぼされ、その魏も晋の司馬炎に滅ぼされる。『三国志』が一篇の史劇として長く記憶される所以は、人々を感動させるドラマが、文字どうり劇的な展開が繰り広げられたからではなかったか。
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