After the Pleistocene

A memory of my ramble
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映画 「ランジェ公爵夫人」
 「緊張にみちみちた恋の駆け引き」という謳い文句も、先行きが見通せる平凡な劇にしか見えなかった。原作はバルザック。時代はナポレオン帝政以降の19世紀前半が舞台。社交界の華、ランジェ公爵夫人・アントワネットがナポレオン時代の英雄、モンリヴォー侯爵・アルマンを誘惑し、彼が夢中になってくると今度はつれない素振り。反対に彼が冷たくなると猛烈に彼に慕い寄ってゆく。危うい火遊びが真剣な恋に変わってゆくというのだが・・・
 アントワネットは夫のある身だというが、夫は全然姿を見せない。子供もいるらしい。自分の領地に引っ込んでいて花の巴里には奥さんだけしか出てきていないという設定か?フランス大革命もナポレオンの栄光もすでに忘れ去られ、貴族社会がまだ息づいている。アルマンの冒険談が少し、ゆっくり優雅に舞うカドリーユ、そして社交界での彼らのゴシップ。それ以外はなにも話題はない。こんな退屈な話はない。私には坊主頭の執事とキュートな小間使いの恋の、その後の方が気になってしまう。
 こんな映画の見方は間違っているかもしれない。いま一歩踏み外せば肉体をぶつけ合う激しい恋も味わえたのに、その一歩手前のところで踏みとどまる教養主義的な恋愛の妙味を、じっと噛み締める必要があるのかも。
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ランジェ公爵夫人
2006 フランス イタリア 洋画 ドラマ 文芸・史劇 作品のイメージ:切ない、おしゃれ 出演:ジャンヌ・バリバール、ギョーム・ドパルデュー、ビュル・オジエ、ミシェル・ピコリ 「恋の駆け引き」なんて言うと、なんとなくシェークスピアを連想してしまうが、本作は
| あず沙の映画レビュー・ノート | 2009/06/01 11:27 AM |
ランジェ公爵夫人
セリジー伯爵夫人邸での舞踏会で出会ったアントワネット・ド・ランジェ公爵夫人(ジャンヌ・バリバール)とアルマン・ド・モンリヴォー将軍(ギョーム・ドパルデュー)。公爵夫人が将軍に目をつけて近づき、アフリカで捕虜になって帰還した話を聞かせてくれとせがむ。
| シネマ大好き | 2008/06/03 10:00 PM |
ジャック・リヴェット監督作品「ランジェ公爵夫人」
フランス映画作家の中で、私が最も敬愛しているジャック・リヴェット監督の最新作「ランジェ公爵夫人」を、神保町の岩波ホールで見た。
| 経理マンの営業日誌 | 2008/04/30 5:31 AM |