After the Pleistocene

A memory of my ramble
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嗚呼50億円

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 カルロス・ゴーンさんはプライベート・ジェットで旅行しているのだから、何も好き好んでまた日本に戻ることはなかったのだ。行き先を変更して、自分の故郷のようなリオやベイルートで、ほとぼりが冷めるまでのんびり暮らしていたってよかったのだ。バハマなどのタックス・ヘブンで文字どおり天国の休暇を楽しんだってよかったのだ。悪くたってフランスに留まっていれば、ルノーを後ろ盾にして闘えたではないか。
 ある新聞記事は、“Nissan's Ghosn is gone.”と見出しを打ってゴーンさんを過去のものに無理やりしてしまった。かの“Gone with the Wind.”のモジリである。まだ64歳の働き盛り、消え去るには早すぎる。ゴーン式の合理化で首を切られた日産・三菱系の社員は大勢いるだろうが、いまや世界的にこのような事業展開は至極当たり前の話になってしまった。大手のシャープでも松下でも東芝でも数えきれない労働者が解雇された。ゴーンさんに厳しく当たる日本のマスコミは、果たして合理化の名のもとに首を切られた人々に温かいまなざしを注いでいたろうか。経営方針のミスを取り上げることはあっても、従業員の生活・待遇についてはいつも見過ごされてしまった。ゴーンさんが得たかもしれない50億円のボーナスを羨んでいるのは、もしかしたらマスコミだけかもしれない。
(注)50億円の報酬に驚くことはない。2006年にポルシェのCEOヴェンデリン・ヴィーデキング(54歳)は1億ドルの報酬を得ている。三好範英『メルケルと右傾化するドイツ』 P.207
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