After the Pleistocene

A memory of my ramble
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映画 「チャーチル ノルマンディーの決断」

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 近年ウィンストン・チャーチルに関する映画が数多く企画されているように思えてならない。「英国王のスピーチ」、「ダンケルク」、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」などなど。これは今世界がもっとしっかりした指導者を望んでいる現れと見るべきなのだろうか。しかしこの映画は、首相の彼がノルマンディー作戦を前にしてその成功を危ぶみ、連合軍のアイゼンハワーやモントゴメリ将軍からもこの作戦から排除される非常に弱い立場に立たされて途方に暮れる姿をわれわれに見せつける。なによりも彼が第一次世界大戦の海相として指揮したガリポリ作戦で、25万の若い兵隊たちを死傷させた上陸作戦の大失敗が尾を引いていた。あと2,3日後に予定したノルマンディー作戦の変更を連合軍の首脳に必死に迫るのだった。
 ブライアン・コックスが演じるチャーチルは、ゲィリー・オールドマン演じるチャーチル(「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」)より10歳ぐらい年老いて病身のように見え、やたらウィスキーをガブガブ飲むし葉巻を吹かす。そして妻のクレメンティーン(ミランダ・リチャードソン)から平手打ちを食らったりした。最後はしかしノルマンディー上陸した暁に、素晴らしいスピーチをして将兵を励ますのだった。やはり皆に愛されている人の『言葉』の威力はすばらしい。監督 ジョナサン・テプリッキー
 
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