After the Pleistocene

A memory of my ramble
CALENDAR
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
PROFILE
OTHERS
無料ブログ作成サービス JUGEM
<< 夏の読書 | main |
映画「空飛ぶタイヤ」

JUGEMテーマ:映画


 いまから40年ぐらい前のことだが、環七の葛飾辺りの坂で、私の2,3台前を走っていたトラックから大きなタイヤが転がり出て、道路脇に突っ込んで行ったのを目の当たりにしたことがある。あんなのにもろにぶつかったら、ひとたまりもなくアウトだなあ、と肝を冷やしたことがある。高速道路ではよく落下物を目にする。非常に危険だ。
 この映画、走行中の貨物トラックのタイヤが外れて子供連れの若い主婦を直撃、彼女を死に至らしめた実際の事件(2002年)を扱っている。事故を起こした運送会社を実名の「赤松運輸」としているぐらいなのだから、「ホープ自動車」も実名の「三菱自動車」ともう堂々書くべきではないか。タイヤ脱落事故、一連のリコール隠し事件は、本来はドキュメンタリー・タッチで迫り、詳しく原因究明に入る筈のドラマだった。対抗する唯一の悪役がホープ自動車の狩野常務(岸部一徳)だけで、彼だけが光彩を放っているのは少し解せない。真相を追う週刊誌の女性記者も最後の方で上からストップが掛けられてしまう。太平洋戦争の責任論と同じく結局誰にも責任があって、誰にもない。果たして格好のよい犹脇″刑事が最後に真相を究明してくれるのだろうか。十分に整備したトラックやまだ3ヶ月の新車が事故を起こしたタイヤ脱落に関しては、簡単でもよいから事故の図解が欲しかった。先日起きた新幹線の車台亀裂も、なぜあんな亀裂が入ったのか詳しく知りたいところである。
 しかし、この物語には政治家や悪徳弁護士は現れず、質の悪い美女にも、ヤクザや不良外人からも絡まれず、主人公たちが最後まで正義を全うするというのには感心しました。この筆法で、いま約2兆円のリコール・クレームを受けてもだえ苦しんでいるエアー・バッグの『タカタ』を救ってやることができないだろうか。
| Movie | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
スポンサーサイト
| - | 12:56 | - | - | ↑PAGE TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://addfield.jugem.cc/trackback/1221
トラックバック