After the Pleistocene

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上野国立博物館「仁和寺と御室派のみほとけ」

JUGEMテーマ:アート・デザイン


 仁和寺というと、御室の桜と吉田兼好が冷やかした法師しか私は今まで想像していなかった。この度法堂改修のためその御仏たちが大挙して上京してきて、東人も仁和寺の仏像を拝めることになった。御室派という一派の豪勢なつながりもあって、広島、香川、徳島、大阪などの同派の寺から寄せられた御仏たちもまた素晴らしい。そのためか自分もその一人だが大挙してここに現れた鑑賞者の多いこと、多いこと。これには正直驚いた。四列縦隊で300m以上この展示場に入るのに並ばされ、これは相当時間がかかるわいと覚悟していたところ、案外早く30分ぐらいで入場できたのは予想外だった。
 京都の仁和寺は応仁の乱で焼失し、三代将軍家光の頃に再興されたという。さぞかし兼好法師の時代(鎌倉時代初期)は権勢を誇っていたであろうと想像してしまう。高倉天皇や後嵯峨天皇の国宝宸翰など数々の書簡や曼荼羅が見られるが、私はパス、専ら御仏たちを鑑賞した。(江戸時代の鳥獣戯画まで出品されている。)なかでも
 広島 厳島神社の不動明王像(10世紀頃)
 香川 屋島寺の千手観音菩薩像(10世紀頃)
 徳島 雲辺寺の千手観音菩薩像
 大阪 葛井寺の千手観音菩薩像 
 観音さんの掌にはそれぞれ「眼」が描かれており、千の眼がこの宇宙の森羅万象を捉えていることになる。宝剣や独鈷杵などの武器、数珠や払子などの仏具などに交じって、しゃれこうべをぶら下げているのを見て驚いた。髑髏杖と言って鬼神をも従わせるパワーを持っているようだ。最後の葛井寺(ふじいでらと読む)の千手観音菩薩像が、文字どうり千手(1041本)の御手を広げて、善男善女に向かい合う御姿に感動する。
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