After the Pleistocene

A memory of my ramble
CALENDAR
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
SPONSORED LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
PROFILE
OTHERS
無料ブログ作成サービス JUGEM
<< め組の喧嘩 | main | 映画「ルージュの手紙」 >>
映画「ユダヤ人を救った動物園」

JUGEMテーマ:映画


 戦時下の動物園が大変な事態に遭遇する話はいままで聞いたことがあるが、動物園が "human zoo"として活躍する話は初めて。第二次世界大戦下のワルシャワ動物園で、園長のヤン・ジャビンスキ(ヨハン・ヘルデンベルグ)と妻のアントニーナ(ジェシカ・チャステン)が悪戦苦闘する物語。ナチス・ドイツと共産ソ連に挟まれたポーランドは1939年9月忽ちに国土を二分して占領されてしまったが、ワルシャワの動物園はその価値をドイツに認められず、ヒトラー直属の動物学者ヘック(ダニエル・ブリュール)は貴重な動物たちの延命を認めず、次々それらを殺してしまう。動物園の機能としては養豚場としか残されなかった。
 一方、ポーランドのユダヤ人たちはゲットーに押し込められ、やがてはアウシュヴィッツなどの強制収容所に送られる運命が待っていた。アントニーナたちが目論んだのは、密かにゲットーのユダヤ人を運んできて動物園に匿い、秘密のルートを使って彼らを逃がすことだった。その数凡そ300名を超えたそうだ。愛する動物たちを目の前で殺された怒りは、今度は冷静に人間たちの救済に向かう。その意志は本当にすばらしい。
 映画はアントニーナとヘックとの偽装(?)恋愛に多少時間を採られ、第二次世界大戦末期のポーランドの悲劇と惨状(ワルシャワ蜂起の失敗など)の描写を簡単に済ませてしまった恨みがある。しかし生き残った者たち、動物や息子や家族、友人に再会してアントニーナがうれし泣きする場面は共感を呼ぶだろう。監督ニキ・カーロ 主演のジェシカ・チャステンがこの映画の総指揮を揮った。
| Movie | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
スポンサーサイト
| - | 21:36 | - | - | ↑PAGE TOP
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://addfield.jugem.cc/trackback/1199
トラックバック