After the Pleistocene

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椿貞雄 展

JUGEMテーマ:アート・デザイン


 今からおよそ30年以上前の頃の北習志野の、小さな瀬戸もの屋に(骨董屋も兼ねていたのだが)店の壁に冬瓜を描いた一枚の絵が飾ってあった。画面いっぱいに大きな冬瓜、白く粉が吹いたようなその表面、ゆったりどっしりとした存在感。つい撫でてみたいような親しみを感じさせる絵だった。誰の作ですかと訊くと、「椿貞雄」との答。『売り物ではないのですが・・・』と申し訳なさそうに付け加えられた。北習志野の駅前通りを通るたびに、その瀬戸もの屋はこの絵で輝いていたように思う。その頃休日にはケヤキ並木の大通りは歩行者天国になっていて、のんびりと楽しい雰囲気だった。
 千葉市美術館で開催中の『椿貞雄』展は、この冬瓜を画材にした静物画が数点あった。彼はきっとこの植物が好きだったのだろうと推測する。椿貞雄(1896-1957)は山形米沢の生まれ、岸田劉生に師事して『白樺派』と親しく、晩年はこの船橋に住んだ。展示会は劉生の作品も相当数見られる。椿貞雄が描く人物画は非常に劉生風な感じがする。また私は椿貞雄の重たい色使いの風景画より、これら冬瓜などを描いた静物画の方がずっと馴染みやすかった。
 
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