After the Pleistocene

A memory of my ramble
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映画「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」
 作家と編集者との関係は、憎んでも憎み切れない関係、愛しても愛しきれない非常に濃密な関係が存在するにちがいない。特に作家がまだ世に認められていない新人の場合には。惨めなほど文章はズタズタに切られ、語句は徹底的に編集者に直される。そしてプライドを傷つけられた作家に対して、ベテラン編集者は、「あなたは素晴らしいものをもっているのだ。読者はそれを待っている。しかしこのままでは誰も読んでくれませんよ」と言う。
 マックス・パーキンズ(コリン・ファース)はすでにスコット・フィッツジェラルドやアーネスト・ヘミングウエーを見出したニューヨークのベテラン編集者。そこにトーマス・ウルフ(ジュード・ロウ)があちこちですでに没にされた原稿の束を抱えて現れる。1930年代初め頃か、世は不況の時代でほとんどの人間が食うに困っている。意外やマックスは、その原稿に手を入れさせてくれるなら買い取ろうと言って、500ドルの小切手をポンと渡した。トーマスは愛人アリーン(ニコール・キッドマン)に食わせてもらっている存在だった。悪戦苦闘してこの原稿はベストセラー本『天使よ故郷を見よ』となった。残念ながら私はトーマス・ウルフのこの本を読んでいないので、どのように優れた作品なのかわからない。しかしその編集過程はこの映画から十分想像できる。『あなたはこういうことを言いたかったのではないか』という編集者の問いかけに、原稿をズタズタにされた作家が肯定するしかなかった状況を。しかしアリーンにとっては、最愛の人トーマスをマックスに奪われたとしてピストルをもって脅しに現れた。
 どういう生活信条だか、多分寝るとき以外はいつもずうっと帽子をかぶったままでマックスは生活している。1938年トーマス・ウルフは37歳の若さで脳腫瘍のため亡くなった。音楽家のガーシュインもその頃そのぐらいの年齢で脳腫瘍死んでいる。ジャズエイジの不思議な因縁でもある。監督マイケル・グランデージ
 
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