After the Pleistocene

A memory of my ramble
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カラヴァッジョ展(国立西洋美術館)
 どういうわけかごく最近まで、カラヴァッジョはドラクロアなんかと同時代の人物だ、と私は思いこんでいた。陰影の濃い、激しい息遣いが感じられる画面から勝手に想像していたのだ。カラヴァッジョが活躍したのは16世紀終わりから17世紀初め、ラファエロ、ミケランジェロなどのルネッサンス期の後に登場するイタリア人画家。一方ドラクロアは19世紀前半、ナポレオン一世から三世の時代に活躍したフランスロマン主義を代表する画家であった。カラヴァッジョの数奇な人生については、偶々『攻略!英語リスニング』で予習していたので驚かなかったが、喧嘩っ早い男だったようで40歳前に死んでしまった。気の毒な人生だ。
 展示は7つの部屋に分散されて、各部屋に1点か2点彼自身の作品があり、ほかは彼の流派が当時描いた作品群で、みなまとまりがあってなかなか良かった。流派といっても彼の弟子と言うわけでなく、いわゆるバロック期のイタリア絵画である。『マッフェオ・バルベリーニの肖像』をカラヴァッジョが描き、その画の青年が後年教皇(ウルバヌス8世)になった姿を、ベルニーニが描いているのが面白かった。ほかの作品ではウフィツィ美術館所蔵の『バッカス』だろうか。またキリスト磔の決定的瞬間、『エッケ・ホモ』(この人を見よ)といばらの冠をかぶせ、紫のコートを被せたキリストを前に総督ピラトが人々に語り掛けるシーン。この絵画は今でも強い感動をもたらしている。
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