After the Pleistocene

A memory of my ramble
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司馬遼太郎「台湾紀行」
 夏のこの極暑の時期をなんとしてもしのいで行かねば・・・そんな少し悲壮な想いで日々過ごしている。今年の暑さは格別の感じがする。こんな時にはさらりとした紀行文を読むのが良い。以前から一度は読んでみたいと思っていた「台湾紀行」を手にする。
 児玉源太郎、後藤新平、新渡戸稲造、音楽家の井沢修二、土木技師の浜野弥四郎、八田與一たちの話は、司馬遼太郎の筆法を真似るなら、戦前の日本の植民地政策で出現した、上澄みの最良の部分だけ掬い上げた挿話に満ちている。私もたちまち『涙袋』になってしまった。嘉義農林(昭和6年=1931甲子園の全国中等学校野球大会で2位になったことがある)の先生の奥さんだった70余歳の蔡昭昭さんから、「日本はなぜ台湾をお捨てになったのですか」と筆者が問い詰められたとき、朝鮮から満州、台湾、南洋の島々から、日本を懐かしむ何百万の声が私の耳にも聞こえたような気がした。
 
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