After the Pleistocene

A memory of my ramble
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め組の喧嘩

JUGEMテーマ:映画


 この一月ばかり大相撲の暴行事件について、カラスの鳴かぬ日はあっても、テレビや新聞が報道しない日はない有様がずっと続いている。横綱日馬富士が引退を早々に宣言しても、刑事事件として訴えた貴乃花親方は、収束を意図していないので相撲協会が割れる可能性もなきにしもあらず。
 江戸時代後期文化文政の頃、芝神明の境内で興行中の相撲取と町火消の若者が大喧嘩をしたのを題材にしたこの芝居は、相撲と鳶では身分が違うとした九龍山や四ツ車を悪役に仕立て、「火事と喧嘩は江戸の華」め組の棟梁辰五郎を美化する筋立てになっている。仲裁に入った喜三郎が寺社奉行と町奉行の二枚の法被を着てこの大喧嘩を止める。(相撲は寺社奉行の管轄、一方火消しは町奉行が統括していた。)平成中村座での幕切れはこの後、本物の神輿が大勢の市民に担がれて舞台に登場、無事ハッピーエンドとなる。今は亡き勘三郎の面目躍如というところか。
 当時は「臥煙」と呼ばれてタチの悪い町火消も大勢いたらしい。一方九龍山や四ツ車は横綱大関でもないのに貫禄があって、悪役ながらなかなか好感が持てた。大きくて優しくなにか頼りがいがありそうな感じがした。そうなのだ。彼らは天からその体、力、意思の強さ授かっている存在なのかもしれない。それは一般市民の願望でもある。
| Movie | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「笑う故郷」

JUGEMテーマ:映画


 今年のノーベル文学賞には日系英国人のカズオ・イシグロが選ばれた。私は彼の作品をまだ読んだことがない。この映画はまるでドキュメンタリー映画のように、アルゼンチンの小説家がスウェーデンでノーベル賞を受領する場面から始まる。南米の作家バルガス=リョサやガルシア=マルケスように、このダニエル・マントバーニ(オスカル・マルティネス)という作家が実際にいたかのような錯覚に囚われた。しかも彼は受賞スピーチにおいて、「この受賞は、喜びよりも作家としての衰退の印」と厳しく決めつけて一瞬会場を凍り付かせた。いかにもイシグロが語りそうな気がする。ノーベル賞は作家を自殺に追いやったり、無理やり牢に押し込めたりもしている。
 受賞以来5年が過ぎ、作家らしい仕事をしていない彼のもとに、故郷アルゼンチンの片田舎から名誉市民受賞の知らせが届いた。20歳のときから約40年間一度も帰っていないダニエルにとって、故郷への招待は相当に甘酸っぱいものがあったであろう。彼が描くところの小説など何も説明がないが、悪くにしろ善にしろ相当にこの故郷を取り上げた世界が展開していたであろうと推測する。そんな世界にまた戻るなんて・・・彼が実際に帰郷していろいろ遭遇した出来事は、ドタバタに近い喜劇であり、また次々と痛烈に襲ってくる悲劇の連続だった。正しく『故郷は遠くにありて想うもの・・』と実感させるに十分だったが、これも地球の裏側の出来事だと軽視できない、こちら側でも現実の姿だと身近に感じさせるドラマだった。あの大鹿村の人びとは元気だろうか。監督 ガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーン
| Movie | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「セザンヌと過ごした時間」

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 原題は「セザンヌと私」だが、日本での公開は「セザンヌとゾラ」にすべきではなかったのかと思った。19世紀後半フランスの画家と文学者、二人は十代初めからの親友付合いで、その交遊は40年以上に及ぶ。その長い付合いの途中に生起した物語を、仲が良かった時代から晩年に至っては一旦は破局に至った経緯を、緩やかに回想しながら、映画は『ベル・エポック』をしみじみと感じさせる。
 ポール・セザンヌ(1839〜1906)(ギョーム・ガリエンヌ)は裕福な商人の子供、一方エミール・ゾラ(1840〜1902)(ギョーム・カネ)は貧乏なイタリア移民の子、セザンヌが13歳の時ほぼ同年のゾラに親しく接したことから、ゾラがリンゴを贈って仲良くなった話はかなり有名なことらしい。映画が始まってしばらくの間、私の呆けた頭では成人した二人の、どちらがセザンヌでどちらがゾラなのか、なかなかわからなかった。最晩年まで有名になることはなかったセザンヌは、親から勧められた結婚話を断ったために仕送りを止められた時期があり、すでに若くして自然主義の作家として世の認められたゾラによって生活費の援助を受けていたことがあった。一方ゾラの奥さんはかってセザンヌのモデルであり、恋仲でもあった。ゾラはセザンヌをモデルとした小説『制作』を発表して二人は絶交状態になる。
 時代は普仏戦争に敗れた後の第三共和政の世の中。1870年代に『居酒屋』や『ナナ』を発表してフローベルやモーパッサンらとともに自然主義文学の旗手となったゾラと、なかなか世に受け入れられなかった『印象派』の画家たち、(セザンヌ自身は印象派の画家と見られることを嫌っていたようだが)、具体的な芸術論争は見られなかったようだ。エドアルド・マネの『草上の昼食』や『オランピア』のヌードはスキャンダルとなったが・・・・
 セザンヌは私の好きな画家の一人である。具体的な芸術論争は見てとれなかったが(印象派の画家ゴーギャンは激しい文明論を展開した。)その激しい性格には驚かされた。サント・ヴィクトワール山を描いた風景画や果物を描いた静物画など内に秘めた情熱は如何ばかりだったろう。ゾラが後年ドレフュース事件で展開したような厳しい態度もこの映画ではまだ内に秘めたままである。監督 ダニエル・トンプソン
| Movie | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「ヒトラーへの285枚の葉書」

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 『たかが反戦ビラぐらいで』などと思ったらいけない、書いた人物はもちろん、それを拾って届けなかった者も重罪に処せられるのが独裁国家の怖いところで、太平洋戦争中のわが国では幸か不幸か、誰もそんな無鉄砲な行為に走るものがいなかった。反逆罪の汚名が重くのしかかる社会。『贅沢は「素」敵だ』といって、吉原で豪遊するのが最大の反戦運動であったかもしれない。現在の中国ではネット社会の監視役として約30万人の人間が働いているという噂。
 最初華々しい戦果を挙げたナチス・ドイツの進撃も、息子を戦場で亡くしたオットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)のクヴァンゲル夫妻にとっては正に苦々しいものだった。『ヒトラーは私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう』『ヒトラーは間違っている』と、宛先のない葉書に次々手書きしては、夫妻は人に知られぬようそうっとベルリンの町のあちこちに置いて回った。その数、285通。回収しえなかった葉書が何枚あるか、ナチスは恐慌をきたしていた。必死になって警察やゲシュタポは犯人を捜しまわり、誤認逮捕までする始末。エッシャリヒ警部(ダニエル・ブリュール)はついにオットーを突きとめるが、オットーはこれを予期していたが如く、声高に自己主張することなく静かにギロチンの刑についた。この事件の虚しさにようやく目覚め始めた警部が空しくこの処刑を見守ったあと、手元にあったこれらオットーの葉書を役所の窓から外にばらまいたのは、映画のストーリーとしてはいささか蛇足に見えた。まるで反戦運動がその後のドイツで拡散するが如くであったが、『白バラ』の抵抗運動以外、ナチスドイツに市民運動は起きなかった。監督 バンサン・ペレーズ
| Movie | 21:42 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」
 ご存知、ジョニー・デップ扮する海賊船の船長ジャック・スパロウが活躍するブロックバスター映画も、これが5作目。まだまだ続くようだ。"undead"とは、私の持っている辞書ランダムハウス英和辞典には載っていないが、Weblioによれば、『かって生命体であったものが、すでに生命が失われているにもかかわらず活動する、超自然的な存在の総称』。ぶった切り撃ち殺したはずなのにまた生き返って立ち向かってくる、言ってみれば幽霊やゾンビたちのことだが、確かジャック・スパロウもその一味のはずが、この映画ではほぼ生身の海賊として暴れまわる。彼の飄々とした生き方とともに、観客はそのあたり融通無碍な映画を楽しんでいる。「今度はお前が死ぬ番だ。」とか、「俺がタダで死ぬと思うか?」のジャックのセリフはそれなりに意味がある。
 かって『聖杯』の水がこれら亡者どもを蘇らせたように、今回は『ポセイドンの槍』がその効力を発揮させるとの伝説に、「海の死神」サラザール(バビュエル・バルデム)や「カスピ海の王」バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)が、カリブ海の海底から蘇りジャック・スパロウに挑んでくる。また『生者』に戻って活躍したいと彼らは必死に望みを繋いでいるのだ。ジャック・スパロウを追い詰めるサラザールが「わしら(亡霊)は陸に上がれない」なんて弱音を吐くところがまたおもしろい。軟体動物系の面相をしたディヴィ・ジョーンズが、ここに一枚加わっていなかったのが残念でした。
 瀬戸内地方の塩飽諸島などを根拠としたかっての日本の海賊たちは、大阪石山本願寺をめぐる攻防で豊臣秀吉の水軍に敗れて以降、急速に勢力を失ったようだ。民俗学者沖浦和光の『瀬戸内の民俗誌』によれば、『漁業権を持たぬ家船漁民は、村々の地先海面での漁業が許されなかったので沖合で漁をするほかなかった。しかし、各地の海村が占有する地先海面もしだいに沖にせり出していったので、魚がたくさんいて自由に漁ができる場所はしだいに狭められていった。』これら海賊の後裔たちの家船の漁民たちは、明治維新後政府の定住化政策もあって姿を消していった。なにしろ戸籍がなくて、子供が学校に行けず文字が読めないなど差別されていた悲しい歴史がある。
 カリブの海賊が活躍したのは17世紀半ばから18世紀半ばごろまでのようだ。1643年イスパニアに衰退の兆しが見えてから、1762年に英国がドミニカやハバナを占領するまで約100年ぐらいの期間か。やがて次第に海賊の活躍する場所は制限された。ソマリア沖の海賊はまた別の話。だからこの映画の中でギロチンが現れたのには驚いた。なぜならギロチンはフランス大革命(1789)勃発後の発明品だから。時空を超越した話なら、カリブの島に建てられた銀行の立派な金庫が、建物ごとジャック・スパロウたちに引っこ抜かれる話は、現在のケイマン諸島のタックスヘブンを揶揄したものとみたがどうか。
| Movie | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「メッセージ」
 われわれ地球人より何層倍も知力の優れた宇宙生物に出くわしたとき、われわれはどうすればよいのか? かって映画「未知との遭遇」でも掲げられた課題。なにしろ光速の数百倍もの速さで移動する宇宙船に乗って現れ、何ら危険な兆候も見せず、かといって友好的な態度も見せない相手に、取り敢えずわれわれは手探りで対応する。この宇宙生物、<ヘプタポッド(『七本足』とでもいうべきか)と名付けられたタコのお化け>に対面するのは言語学者ルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)。彼女は彼ら独自の言語を解読するばかりではなく(シャンポリオンがロゼッタ・ストーンでヒエログリフの解読をしたように、ここがこの映画の一番の見所だった)、自分の未来予知能力にも目覚めてくる。彼らは三千年後に恐ろしい未来が地球に到来すると彼女に告げる。
 ともかくこんなに優れた能力を持った生物なら、地球上の言語や歴史、人間の性質までとっくにお見通しだと私は思うが、特にわれわれを『ガツ〜ん』とさせることもなく、彼らは至って平和に地球を離れてゆく。最初は原水爆の飛び交う戦争も想像したが、そんな事態も生起せず、気候変動など凄まじい自然破壊にも遭わず、今までと同じ生活が今後も続くが如きエンディングなのには少し拍子抜けした。これは続編を乞うご期待ということなのか。
 監督ドゥニ・ビルヌーブ
 
| Movie | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「ノー・エスケイプ 自由への国境」
 映画は突然始まって、突然終わるような「不条理劇」の様相を呈す。原題はスペイン語で”DESIERTO 砂漠”である。もっともアメリカとメキシコの国境をこれから不法に越えようとする16人の、メキシコ人一人一人について、その前歴を語っていたなら、それだけで映画は終わってしまう。主人公モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)はアメリカにいる家族に会うためとしか語られていない。
 見た感じからすると「砂漠」というより「荒野」の、簡単な有刺鉄線の国境を越えた不法侵入者たちは、突然不意に猛犬を連れたサム(ジェフリー・ディーン・モーガン)という「殺し屋」に追い立てられる。単に『法を犯している』という理由だけで、なぜ彼らは殺されなければいけないのか、あまり明快な説明はない。獲物を追うハンターの心理だけ。越境者たちは次々とサムのライフルの餌食となってゆく。最後一人になっても必死になって逃げるモイセスを、サムは執拗に追いかける、どこまでもどこまでも。
 この作品、アルフォンソ・キュアロン監督の前作「ゼロ・グラビティ」と比較すると、人間の悪意が底に絡んでいるだけに苛立たしい心理劇ともなっている。ウィキペディアによれば、アメリカ合衆国には毎年約百万人の不法入国者が存在し、そのうちの約8割がメキシコ人だと言われる。彼らはアメリカの農業を支えているとも言える。また石川好の『ストロベリー・ボーイ』などで読むとおり、アメリカの農業労働者の約45%がこれら不法移民だという。基本的にこのような構造自体を変えずに、侵入移民だけを厳しく取り締まろうとするのは、酷く片手落ちだと思うが、この映画はそこまでは語っていない。むしろ人々の心の中に広がる『砂漠』かもしれない。
 
| Movie | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
新海誠 動画「君の名は。」
 かなり遅れたが評判の長編アニメを見に行った。自分としては時空を超えて人々が煩悶したり躍動する物語は、『聊斎志異』以来嫌いではないはずなのに、この作品はよくわからなかったし、面白くもなかった。「ラ・ラ・ランド」や、批評は書いてないが「ムーンライト」なども少しも面白くなかった。この頃自分の頭が老化現象を起こしていて感度が鈍り、皆が面白いという作品をことごとく貶しているとしたら、これは私にとって大問題である。
 地球に接近はするものの、まさか衝突するとは予想していなかった彗星が、急に分裂してその破片が飛騨の山奥に落下して鄙びた町を全滅させる。この時点で時空は飛び離れて、瀧という男子高校生と三葉という女学生が入れ替わる、という話ではなく、その以前に二人の異次元交流があったようだ。しかもどうも二人にとって同時間ではなく、3年間ぐらい時間もずれているような話になっている。それぞれの人体の置換については説明があっても、それぞれの時間差についてはこの映画の観客が推量するしかない。でもその時間差があるからこそ、この天災を最小限に留めようと二人が奮闘する意味が分かるのだけれど・・・
 北朝鮮が核実験やミサイル発射を止めないでいるなら、いつ何時不測の事態が生じるかもわからない状態になってきた。SF作家小松左京の『影が重なる時』では、北方より飛来してくる原子爆弾に、呪文を掛けられた如くまるで誰もが身動きができない時間と空間を嵌められる瞬間を描いている。北朝鮮に対し急ピッチに進む武力制圧方針は何が起きるか非常に不安である。それ以外の解決策が是非とも望ましい。
| Movie | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「ラ・ラ・ランド」
 この作品は今年のアカデミー賞をいろいろ得ているが、私の基準から見るとそれほど優れた作品とは思えないのだが・・・不出来という評価ではないが、この程度のストーリー、役者、ダンス、歌、衣装、舞台装置などなどで、ミュージカルのベストとは言い難い。
 ハリウッドやブロードウェーの下積みからトップにのし上がる物語は、「コーラスライン」があるし、よくあるストーリー展開。歌やダンスでは「ウエストサイド物語」や「キャバレー」には敵わないし、時代背景が解からず、出演者の衣装がとても陳腐なのには驚いた。ジャズがロックに押されていると主人公のピアニスト、セバスチャン(ライアン・ゴズリング)は弱々しく言うが、映画「セッション」(監督は同じデミアン・チャゼル)並みの熱い演奏が聴けたわけではない。勿論ジャズへの鎮魂歌でもない。セバスチャンがいつもくたびれているように見える(若さがない)のはこちらの思い過ごしか?
 女主人公ミア(エマ・ストーン)が最後のオーデションで自分の思いを歌い始める場面が印象に残った。最後の章と思われる場面、観客の予想とガラリと変わった主人公二人の人生展開がおもしろかったが、残念ながら強く余韻を残すほどのものではなかった。思い出すわが青春のミュージカル映画では、「回転木馬」や「南太平洋」は夢を歌い上げてくれたし、「ムーラン・ルージュ」「マイ・フェア・レディ」や「オペラ座の怪人」は実に楽しかった。どこかで再上映してないかなあ。
 
| Movie | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「王様のためのホログラム」
 われわれの視線の先は、もうこのような一種の『カルチャーショック』を楽しむ余裕がなくなってきているような気がする。日本も含め欧米先進国の社会は、激烈な企業競争があり、離婚や倒産の存在する競争社会を個人は生き抜かねばならない一方、後進諸国はほんの一部の上層階級を除いて、毎日の生活に汲々としている。こんな後進国の土地に3Dホログラムを導入してなんの効果が期待できるのか?映画ではこの疑問には誰も答えようとしない。
 荒唐無稽、奇想天外なプロジェクト「砂漠でサーモンフィッシング」と比較しても遜色ないプロジェクトだと思うが、意外にこちらのホログラムの方がすぐに実現可能だと思わせる。ドバイやカタールの表面的な華美さに目を奪われているせいか。だが結局期待したほど商品は売れず、終いは砂漠の瓦礫になってしまう悲観的な予想に私は陥る。映画はハッピーエンドで閉じたが、オイルで儲けた金は結局自国では消費できず、欧米諸国に再投資される状態がまだ50年ぐらいは続きそうだ。
 トム・ハンクス主演、サリタ・チョウドリー(女医)、監督トム・ティクヴァ
| Movie | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP