After the Pleistocene

A memory of my ramble
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お疲れさま、カミさんの退職
 地元二宮町の御嶽神社でいまサクラソウの展示会をやっている。秋の菊の展示会に比較すると三分の一ぐらいのよしず張りのスペースだが、つぶさにひとつひとつのぞいてみると、これもまた非常に面白い。『神は細部に宿る』というべきか、小さいながらも花の形、その色と艶と、栽培家はよくこれだけ見事に変化した現象をそれぞれに引出してきたのかと驚いてしまう。出展者の中には菊の時も出展していた名前もあって、これは年中相当忙しいしごとだなあ、自分にはできないことだなあと推測する。
   わが国は草も桜を咲きにけり  一茶
 ソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまい、いまは八重桜が盛ん。鷺沼の白鷺園が今年も見事だ。そして今が一番いろいろな花が咲き揃う時期ではないか。我が家の小さな庭も、白のシャクナゲや真っ赤なボタン、チューリップにツツジ、フリージアにパンジーなど花を咲かせ、スナックエンドーやイチゴも白い花を付けている。季節はまた新しい生命を送り込んできた。
 ここ十年来仕事に打ち込んできたカミさんが、この三月でとうとう辞めた。三年前に肺炎を患って以来、どうも彼女の体調は完全ではなく、いまでは4か所も医者通いをし、毎日たくさんの薬を飲み、相当無理をしてきている。すぐ弱音を吐く私と違って、苦しいとか痛いとかは言わないが、正直その体形はすっかり『おばあちゃん』になってしまった。今はスマホの万歩計をもって1時間ぐらいは散歩できるようになったが、夜遅くまで仕事を続けるのは無茶だ。私はカミさんの退職に聊かほっとしているのだが、これから毎日家でツノ突合せると思うとやや憂鬱である。
 カミさんは退職のアイサツを今までお世話になった人たちに送った。私の場合は、自分から飛び出して辞めたり、クビを宣告されて退職したので、こんな挨拶など書きようがなかったが、ちらほらと返ってくる手紙を読ませてもらうと、カミさんが職場の人たちに愛されていたことが私にも実感でき、とてもうれしかった。本当は私からも皆さん方に感謝を奉げたい。長い間どうもありがとうございました。
| Diary | 19:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
米のシリア爆撃
 今まで政治に全く関与していなかったトランプ氏が米大統領になって、なにかきな臭い、不安定な世界情勢になってきた。トランプが危機を煽り立てる要素は確かにあるかもしれないが、アメリカの景気は悪くないし、失業者も世にあふれているわけでもない。そんなにヒステリックになる必要はないのだ。ものごとはそう性急には解決しない。
 いまシリアでサリン化学兵器が使用されたことで、59発もの巡航ミサイルを撃ち込む必要が本当にあったのかとおもう。アメリカの『威信』を世に示したかっただけではないか?シリアのアサド大統領やロシアのプーチン大統領との対話を蹴って。悲観論になるが、これからますます国連や同盟国との協調をトランプ大統領は無視してゆく可能性が大だ。核実験やミサイル発射実験を続ける北朝鮮だって危うい。北朝鮮は黙ってトランプの先制攻撃に耐える度量はないから、そうなれば韓国や日本に原爆ロケットを打ち込むことだって辞さないだろう。金正男を暗殺した手口を想起すべきだ。
 パリやロンドン、ブリュッセルやベルリンに加えて今度はストックホルムでテロ事件がまた勃発した。非常に忌まわしい事件だが戦争に巻き込まれるよりまだ対処の仕様がある。難民問題だってなんとか解決する方策が見つかるだろう。しかしアフガニスタンやイラクで見たように、一旦戦争になったならば、悲惨な結末しか思い浮かばない。最近ラジャフ・チャンドラセカランの『グリーン・ゾーン』を読んだが、これらの国を第二次世界大戦後の日本やドイツのごとくうまく治められるとは考えない方が良いだろう。昨日トランプ大統領と習近平主席が仲良くフロリダで会談したが、私は米中関係の今後にあまり期待が持てない。二人とも非常に不安定な基盤に立っているから。それにしてもわが日本はいつまで豊洲市場や森友学園の問題に引っかかっているのだろう。
| Diary | 22:43 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
近江八幡 舟巡り
 4月1日、東京はもう桜が満開(ここ千葉は精々三分から五分咲きなのに)と聞き、じっとしてはいられないと関西に出かけたところ、琵琶湖周辺の桜はまだ残念ながらようやく開花し始めたばかり。今年は全体的に関西より関東の方が開花が早かったようだ。米原に泊まって窓を開ければ、琵琶湖の対岸の比良の山々から北の賤ケ岳、背後の伊吹山まで山の峰々はまだ雪を被っていて、湖面を渡る風は冷たかった。
 近江八幡の街の佇まいがしっとりとして素晴らしかった。街並みといい、人々の歩くさまといい、なにか別次元の世界に入り込んだ気がした。家々は確かに伝統的な造りになってはいるが、そんなに古ぼけてはいない。古い建物で白雲館や郵便局も残されているが、みな手入れが行き届いている。商家の玄関の黒格子や破風も板塀などもみなしっかりと磨かれているような感じ。
 老舗の『西川』という料理屋で近江牛を食した後、八幡堀の舟遊びを楽しんだ。僅か30分か40分の堀巡りだったけれども優雅な大宮人になった気分を満喫した。堀端から垂れる桜の枝が満開の花を付けているのを想像して満足するしかなかったが・・・。この町を作った関白秀次の悲劇は忘れよう。あの素晴らしい安土城の片鱗がここに残っている。この水路が近江商人を育んだという。
 今から40年前ごろ私はこの近辺、野洲に製造工場があってよく仕事で来たが、琵琶湖周辺はほとんど知らない。うちのカミさんから湖東三山の楽しい思い出はたくさん聞いているし、古い街並みの五個荘へも行きたい。また昨年11月上野の国立博物館で櫟野寺の十一面観音像を拝んで以来、少し足を伸ばして甲賀へも行って、あの素晴らしい観音様を仰ぎ見たいと思っている。さて実現できるだろうか?
 
| Travel | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
流通業の厳しさ
 前回イオン津田沼のテナントショップ閉店について述べた。しかしイオンに限らずどの大手流通業者も自分自身が存続の瀬戸際に立っているから、なりふり構わずテナントを扱わざるを得ない事態に、今は追い込まれているのではないだろうか。私が住む近辺では、八千代のイズミヤが昨年5月 29年間の操業を停止し、繁盛していたと思ったマルエツ大久保店まで昨年1月閉店、さらにイトーヨーカドー東習志野店が今年2月に閉鎖した。全国的にもこのところガラガラ、バリバリ音を立てて流通業が壊され、変革されている気配がする。イトーヨーカドーの鈴木敏文氏の社長交代もこの際象徴的な人事のひとつだ。
 デパートといい、スーパーマーケットといい、モールといい、これら大型ショッピングセンターは、かって地元の家族経営の小売り店舗を軒並みつぶした。しかし今度は過剰にこれらショッピングセンターが乱立するや、お互い同士が食い合い、販売競争で負けて倒産する羽目に陥いるものも出る。千葉の三越、柏のそごうが閉鎖になったのもこの激烈な販売競争の結果のようだ。 
 私の志津に住む友人は昔は(多分40年前ごろ)手近なところで買い物できてよかったと言い、懐かしむ。小売店が新興のスーパーに負けて、そこまではまだよかったが、今度はそのスーパーがつぶれると、今はバスに乗って買い物に行かねばならなくなった。行きは軽いからよいが、帰りは重いショッピングカートを扱うのに相当苦労しているとその高齢者は語った。
 3年前だったか、沼津に遊びに行って商店街を歩いたときは少しびっくりした。ガラーンとして人出はないし、商店街のシャッターが皆閉ざされていた。開いている店はほんの申し訳ないほど少ない。いま全国に現れている『シャッター商店街』を目の前にした感じがして身震いした。全国的に見て90年代のバブル期以降、流通業は大量に無駄な投資をしてきたような気がしてならない。いま時代はネット販売へ移って、かっての豪華な販売ブースや設備はガラクタ化しつつある。
| Business | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
イオンモール津田沼のショップなで斬り
 JR千葉駅が新装開店するとほぼ同時に、千葉のパルコと三越が撤退した。両社ともかっては隆盛を極めた店舗ではなかったか。うちのカミさんは三越の買い物カードをどうしようかと迷っている。この千葉市の動静はマスコミにも大分取り上げられたが、次に挙げるこちら津田沼のニュースはほとんど目立たない。
 JR津田沼駅前のパルコ地下で食料雑貨の営業をする西武は、かっての西武百貨店以来もう40年近い実績を持つが、この2月で閉店した。食料品は勤め帰りの人たちにそこそこ売れていたように思うのだが・・・。すぐそばのイオンやイトーヨーカドーが習志野市に所在するのに対し、西武は船橋市に所在番地があったせいか、船橋の地元の行事では大変世話になり親近感があった。いま一抹の寂しさを感ぜずにはいられない。
 さらに驚いたのは、イオンモール津田沼で長年営業していたショップが一斉に閉店したことだった。2月28日でなんと11軒が店を閉じている。好きだったたい焼きの「銀のあん」やパン屋の「サンジェルマン」、果物屋の「ファルシエ」が含まれている。閉店のお知らせはA4用紙に申し訳程度の案内文がコピーしてあるだけ。あの元気な店員たちはどこへ行ったのだろう?(普通、閉店にあたっては『長年お世話になりました』の一文が入るのだが、それもない。万斛の涙を含んだ極めて素っ気ない文だった。)
 私の想像では、強欲な家主が諸物価高騰とかを理由につけて家賃を大幅に値上げしたところ、店子たちが一斉に席を蹴って退去したかのごとき印象が浮かんだ。単に「みな契約更新時期に至っていた」ということではなさそうな気配が感じられる。慌ただしく閉店し、その後まだそれらしきショップが店開きしていない。あの価値ある場所が空いたままでいる。
 
| Business | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
リチャード・ドーキンス 「進化とは何か」
 チャールズ・ダーウィンも非常に興味を持った如く、『眼』の進化は確かに動物の生態に大いに影響を与えたことだろう。真っ暗闇に漂っているより、近づいてくる物体を明暗で判断するようになり、さらにその陰影で、さらにぼんやりとしていてもその形態で、さらにその色彩で判断できるように、漸進的に眼は進化したであろうと思われるが、3億5千年前の生物アンモナイトはすでにピンホール型の眼を持っていたようだ。
 ドーキンス博士は、生物はどうやって完璧な姿に進化したのかという問題を、金貨が詰まった簡単なダイヤル錠の例を使って説明する。三ケタの1から6までのダイヤルは最大216回の試行で開くが、各ケタで当選のナンバーに至ったとき、ほんの少しだけ、中の金貨をこぼす仕組みになっているなら、最大たったの18回で完全に開く。僅かづつ幸運を引き寄せる仕組みは、奇跡を巻き起こす。コンピューター上に眼のモデル(平面上の網膜から現在のわれわれの眼のように完成する)をくみ上げて計算したところでは、最大たったの25万世代の短い時間で進化が完成した。動物の1世代はほぼ1年くらいなので、約25万年。これは地質学的時間では非常に短時間のことだ。
 ダーウィニズムというのは非常にゆっくりとした小さな変化の積み重ね現象で、盲目的で無意識なプロセスと説明される。そしてわれわれの人生スパンではどの方向に人類は向かっているのかわからないことが非常にイラつかせる。トランプ勝利後世界はますます波乱含みとなってきた。先月約39光年先に7個の地球型惑星の可能性を持つ天体、トラピスト1が発見されたのは明るいニュースだろう。

| Book | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP