After the Pleistocene

A memory of my ramble
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洗濯機の反乱

JUGEMテーマ:モブログ


 今年の初めごろから洗濯機が不調で、これはもう買い替えねばならないか、と思案していた。「ピー・ピー」鳴ってはまだ洗濯途中なのにすぐストップして、一回一回ボタンを押しに行かねば次に進まない異常事態に突入した。もうこれを買ってから14、5年は経過しているだろう。カミさんと電気屋に次の洗濯機の機種をどれにするか下見にまで行った。3月ごろにはこの引越シーズンが過ぎたら買い替えようかと相談していた。
 私はTV東京が企画する「職人ワゴン」という番組が好きでよくみる。大工とか左官、家具職人とか5、6人のチームで、ワゴン車に乗ってギリシャとかモルドバとかポーランドの片田舎に出掛け、幼稚園とか老人ホームなどの施設でひょいひょいと壊れた施設や道具を治してみんなに喜ばれるという他愛無いテレビ番組だが、いつもほのぼのとして見ている。中でも電気関係の修理を担当するオヤジさんがいて、その腕前にほれぼれとする。絶対そんな「名人」が私の周囲にもいるはずで、彼に見てもらえれば必ずこの洗濯機も息を吹き返すだろうと思った。
 そこではじめて「洗濯機の故障」という項目でインターネットを検索した。このボンクラ頭にも「排水」が満足にできていないことがすぐ判明。洗濯機と排水溝とをつなぐホースを点検したところ、なんと楊枝が7、8本詰まっていて、ゴミもそれに絡まって排水が十分にできていなかったのだ。それらを除去して洗濯機を動かしたところ、至極快調、全く今までなんだったのだろうと思うほど、静かに短時間で洗濯が終了して、カミさんと手を握り合わんばかりに喜んだ。それにしてもこの根本の原因は私が食後に使う楊枝の不始末に起因し、テーブルクロスに絡まって洗濯機に放り込まれたもの、とカミさんから断罪された。まあ、お陰で洗濯機は買わないで済んだ。めでたし、めでたし。
| Diary | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
濫読、積読

JUGEMテーマ:読書


 4月の半ば悪性の風邪で夜中喘息まがいの激しい咳込みで体力がなくなり、五月の10連休は初っ端から散々なことになってしまった。当初は秋田角館へ武家屋敷の桜見物でも行こうかと思っていたのに・・・。そんなこんなで小石川の植物園とか市川大町の散策コースとかごく手近なところで緑に親しんだ。最後は家庭菜園をせっせと耕し、キュウリやトマト、シシトウやオクラ、ゴーヤ、イエローまくわ瓜など植えこんで自画自賛して楽しんだ。
 そこで船橋、習志野、千葉の図書館からそれぞれ4、5冊づつ借り出してきて、久しぶり読書に親しむ。
(1)橘玲「中国私論」
  何清漣・程暁農「中国とっくにクライシス」
  野島剛「台湾とは何か」
  草野森作「プーチンの戦争」
最近は米中貿易戦争でトランプ大統領の怒号ばかりが聞こえる感じ(そんなにアメリカ経済は悪くないのに)だが、中国政治の危うさも対岸の火災視できない。中国のあちこちに存在する新興のゴーストタウン″は、あの埋められんとした事故の新幹線と同じ運命に見舞われることになるのだろうか?「中国現代化の落とし穴」で恐ろしい内幕を暴露した何清漣はなぜそれなのに中国が自壊して行かないのかを説明するが、本当に壊れ始めたら目も当てられないことになるだろう。
(2)森達也「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」
   ニック・レーン「生命・エネルギー・進化」
進化論とか遺伝学とか本当は私の好きなアイテムだが、かなり難しくてほとんど「積読」状態。
(3)松井博「企業が‶帝国化″する」
   坂井隆之「AIが変えるお金の未来」
   宇沢弘文「経済学は人々を幸福にできるか」
松井の本で興味深かったのは、アップルなどの先端企業の幹部社員は大幅に流動的で国際化が進んでいること。イラン人やインド人などアメリカ以外の人種がいまや70%ぐらい占めているという。宇沢さんの本はいままで食わず嫌いでじっくりと読んだことがなかった。でも残念ながら印象は薄い。
(4)津本陽「小説渋沢栄一」
   ベルンハルト・シュリンク「逃げてゆく愛」
   乃南アサ 「旅の闇にとける」
実はエドワード・シェーファーの「サマルカンドの金の桃」も読みたかったなあ。   
| Book | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
『平成最後の』ブログ

JUGEMテーマ:モブログ


 誰も彼もが『平成最後の・・・』というので、そんなのは陛下の意図するところではないだろうとややへそ曲がりな気分で過ごしている。新元号『令和』の意義は、平成時代に培った新しい世代の台頭をはっきりと具体化して世界に示すことであろうか。世界経済での地位の低下や自然災害の多発、テロや国際紛争の激化などいろいろあったが、わが国の歴史上、平成時代が大正時代のごとく影の薄いものになってしまう気がして仕方がない。
 個人的には平成時代は誠に残念な時代であった。平成最初の十年間は正しく激動の時代で、バブル経済の終いには愛する会社から放り出されてしまった。あとは自ら身を引いて隠棲してしまったが如き情けない体たらく。「歴史の荒波を泳ぎぬく」なんて恰好のよい姿はとうとう見せられず、終始アップアップしていた。今頃反省しても遅いのだが、なぜもっと積極的に勉強して辛い経験を積まなかったのか、と。幕末激動の時代を生き抜いた渋沢栄一の伝記『曖々たり』(津本陽著)を読みつつあらためて思った。
| Diary | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
三日見ぬ間の桜

JUGEMテーマ:モブログ


 
 世の中は三日見ぬ間に桜かな  大島蓼太 江戸時代中期の俳人

 われわれがよく知っているのは「三日見ぬ間の桜」の方で、移ろいやすい世の風情を象徴する散りゆく花の表情をうまく捉えていると思うが、今では元の大島の句の方が新鮮な驚きを込めていて趣き深い感じがする。僅かに『の』と『に』の違いだが、幕がパッと上がって全山花に覆われた吉野の景色を見せられたかのような気配すら感じる。
 四月の初めからずうっと風邪気味であったところ、途中から喘息並みに夜中激しい発作に見舞われて、とても眠れない日々を過ごしてきた。いまようやく収まった感じがするのだが、せっかく楽しみにしていた花見の計画を全て諦めねばならなかった。いつもこの時期は慌ただしく過ごしてしまいがちだが、今年はなんとも残念至極である。
 北に細長い列島のおかげで、山形から岩手、青森と花の前線は移動中で、本当に元気でありさえすれば、今からだってまだ花を追いかけることができるのだが・・・。そういえば高遠の桜もまだ見に行ける。
 それよりも我が家の庭の花々がいまを盛んに咲き誇っている。ボタンがすばらしい。今年はピンクの色目がやや濃い。赤のボタンも色鮮やか。シャクナゲやチューリップはもう幾分か盛りを超したか。垣根を覆うモッコウバラは今新鮮で輝いている。ツツジも咲き始めた。野菜類、特にスナックエンドウが元気で毎日手取りで食卓に供せられる。
 先日今度5年生に進んだ孫から、「ジッタンは今度の新年号『令和』についてどう思う?」と急に質問された。「別に〜、いいんじゃない。」とやや答えをぼかしてしまったが、どうも世の中この新年号にしっくり収まっていない感じがする。マスコミは最初大々的に新年号を持ち上げたが、風向きが少し変わってそんな批判が漏れ出してきているのか。自分はもう『令和』の人間ではないからと、無責任な発言をするつもりはないが、こんなことならいっそ国民投票でもすればよかったのか、と思いもしている。
| Nature | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「メリー・ポピンズ リターンズ」

JUGEMテーマ:映画


 ウォルト・ディズニーの映画は、最後どうしても幸せ色の‶甘ちゃんの映画になってしまう。ましてや二匹目のどじょうを狙ったこの作品では、果たして映画のテーマが貫かれたどうか非常にあやしい。グリムの『白雪姫』の初版本ではその母親は実母であって、その彼女は最後は真っ赤に焼かれた鉄の靴をはいて死ぬまで踊らされた。本来の『シンデレラ』では、意地悪な姉妹達は足の親指や小指を切り落としても無理やり小さなガラスの靴を履こうとした。デズニーの映画はそこら辺をサクっとやり過ごしている。この映画、ジュリー・アンドリュースで成功した『メリー・ポピンズ』のリバイバル版は、最初のときの設定(1910年頃)から約25年過ぎたロンドンを舞台にし、やはり不景気に苦悩する同じバンクス家を描写するが・・・・
 きりきりの生活をしているバンクス家に「ナニー」子守がいるなんて日本の家庭では想像がつかないが、イギリスの中流家庭にはこのような子守や家政婦、料理人がいたようだ。そのナニーが交代してお馴染みのメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が空から降ってくる。もう皆に顔なじみになっている。この家の主人マイケル(ベン・ウィショー)は奥さんに早先立たれて3人の子育てに悪戦苦闘していた。銀行のパート・タイマーを勤めるマイケルはこの恐慌時代自分の職を維持すので汲々としているが、前作では婦人参政権運動に精を出していた妻の代わりに、マイケルの姉のジェーンが弟の家庭を見ていた。
 ちょっと不思議だったのは下層の労働者を象徴していた煙突掃除の男たちは、いまやガス灯の点灯夫となって軽快に自転車を乗りこなしていたことだ。まるでサーカスの曲芸師のようだ。彼等の底辺の労働階級の意識のようなものは全く見当たらない。煙突掃除夫が前作で見せたユーモラスな態度も見受けられない。至極明るく軽快そうだったのには驚いてしまう。いよいよ大恐慌が始まるというときに、社会全体こんな能天気なことで良いのだろうかと不安になった。 
| Movie | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
映画「グリーンブック」

JUGEMテーマ:映画


 その実物を私は見たことがないが、『グリーンブック』は旅行のガイドブックで、特にアメリカ南部を黒人が安全に旅行するための指南書みたいな役を引き受けていた。この映画の1960年代前半でもいろいろな差別、特に宿泊やレストランでの手酷い差別が存続していた。キング牧師らの公民権運動が漸く本格化するのは60年代後半からである。
 この映画の主人公、無学だけれど陽気で腕っぷしの強いイタリア系市民のトニー・“リップ”・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)を運転手兼用心棒として雇ったのは、黒人のピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)で、ヨーロッパで修行してきた私たちが想像もしない本格的なトップクラスのピアニスト。しかも教養高く、性格的にもすこぶる真面目な人物。この対照的な二人が一緒に旅する道中はいつ喧嘩別れしてもおかしくない事件の連続だが、グリーンブックに沿って人種差別の激しいアメリカ南部のディープな地域を演奏旅行する。最後はじわぁ〜と楽しくなる気持ちの良い結末が待っている。トニーのいない家庭を切り盛りする細君ドロレス(リンダ・カーデリーニ)が、明るくしっかりしたアメリカ女性の味で映画に花を添えている。実話とのコメントあり。監督 ピーター・ファレリー
| Movie | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP